Q 陳述書を作ったり、尋問の手控えを作る前提で、時系列一覧表を作った方がよいか。
2025/11/24 更新
「重要な事実」の確認
(1)陳述書や、尋問の手控えを作るためには、重要な事実の確認が必要です。
(2)時系列で整理しましょう。
「重要な争点」の確認
(1)尋問の手控えを作るためには、事実上の争点の確認が必要です。
(例えば、過失があるかは、裁判所が評価することです。これは法律上の争点です。しかし、信号の色は事実上の争です。)
(2)その前提として、訴状、答弁書、準備書面を読み直して、争点を確認します。
「重要な証拠」の確認
(1)尋問の手控えを作るためには、重要な証拠の確認が必要です
(2)特に、重要な証拠はピックアップしましょう。
時系列一覧表
(1)時系列一覧表を作れば、事実関係の整理ができます。
(2)当事者の主張について、時系列的に不自然かどうか、チェックするツールに使えます。
反対尋問の予想や、適正証人に対する反対尋問の検討に役立ちます。
簡素な陳述書
私見としては、ゴテゴテの陳述書を作らずに、簡素に作っておけば、陳述書でも時系列表を兼ねることができると思います。
時系列表の例
| 年月日 | 概略 | 証拠 |
| 令和3年9月 | 吉田氏が入社 | 甲9号証(雇用契約書) |
| 令和4年2月 | 西野社員が吉田氏の問題を山田部長に相談 | |
| 令和4年3月2日 | 山田部長は吉田氏と面談し、上記について注意 | 甲2号証(メール) |
| 令和5年4月1日 | 吉田氏と高橋氏が喧嘩になる。 | |
| 令和5年4月15日 | 山田部長は吉田氏と面談し、上記について注意 | 乙3号証(反省文) |
からその内容については、証人から詳細に説明してもらいますので、誘導にはあたりません、と反論すれば足ります。
参考
中村真「若手法律家のための民事尋問戦略」107頁以下






