【基礎知識】勾留前の刑事当番のポイント
2024/04/20 更新
勾留前の刑事当番で必要な手続
要請 刑事当番の要請としての接見 概要 刑事当番として勾留前に被疑者に接見し、その後に勾留されて国選として受任した案件 必要な手続 (1)弁護士護士会のHPに入力する方法で、弁護士会に報告する。 (2)不受任の手続をして、法テラスと裁判所に私選弁護人申出書等をFAXする。 (3)法テラスに72時間援助の申込書をFAXする。 ※申込書には、本人の署名が必要 ※申込書は成年用と少年用で異なるので注意が必要 |
刑事当番にて、私選受任したときの手続
案件 私選受任 概要 被疑者に接見し、私選で受任した案件 必要手続 (1)弁護士会HPに入力して弁護士会に報告する。 (2)その後に、弁護士会からレターケースに書類が送られてくるので弁護士会(総合法律相談センター)の手続を行う。 (3)被疑者から弁護人選任届をもらって検察庁等に郵送する ※本人の署名が必要 |
勾留前の刑事当番と、持ち物
刑事当番の関係書類 (1)弁護士会の報告書 (2)私選弁護人選任申出書 ※ 日曜日、祝日は、弁護士会が動いていないので、私選弁護人選任届出書はメールで送られてこない。 その場合、勾留されている被疑者(事実上は警察の留置係)からもらう。 (3)法テラスの72時間援助の申込書 (4)弁護人選任届(弁選) 私選受任の可能性はあるため、弁護人選任届(弁選)の用意が必要です。 (5)被疑者ノート・弁護士からのアドバイス (6)弁護士の身分証明書、名刺、量刑表 |
書式(勾留前の刑事当番)
① 刑事当番の書式
https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2024/04/25afd214aa98eecfa25cc8a26ccdc7b9.docx
② 72時間援助の申込書(成年用)
https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2023/05/25789b9d7d1e8b11faefabbb225f8e27.xlsx
② 72時間援助の申込書(少用)
https://yuhigaoka-law.com/wp-content/uploads/2023/05/e4d6bcc991374a2130542f8c6e1f1343.xlsx
※ 72時間援助の申込書は少年用と成年用で違うので注意が必要です。