ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

TEL 06-6773-9114

FAX 06-6773-9115

受付時間 : 平日10:00 ~18:00 土日祝除く

メールでの
お問い合わせ

刑事弁護の流れ

【説明】黙秘権をどのように説明しますか。

2023/04/13 更新

黙秘権とは何か

 以下のように説明してはどうでしょうか。

(1)取調べ室に入ったとしても、終始黙っていることができます。特定の事項についてのみ「答えたくありません。」と回答することができます。
(2)答えたくない理由を聞かれても、「(理由も)答えたくありません。」と回答することもできます。
(3)「『〇〇については黙秘します。』と書かれた取調べ調書に署名してほしい。」と黙秘権を行使したことを証拠化した調書に署名を求められることもありますが、これも拒否することができます。
(4)これらは、全て黙秘権で守られている権利です。
(5)他方、捜査(取調べ)は警察にとっては仕事です。「黙秘権を行使する理由は何か。」と聞いたり、「『〇〇については黙秘します。』と書かれた取調べ調書に署名してほしい。」と黙秘権を行使したことを証拠化した調書に署名を求めたりすることは、警察としては許された行為となります。
 これに対して、黙秘権の行使としていずれも拒否することができます。

 これが黙秘権です。


「刑事弁護の流れ」トップに戻る

Contact.お問い合わせ

    ※個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。