【法人破産】事務所の明け渡し(リース品の確認、仕入れ商品の返却)
2024/12/29 更新
このページを印刷事務所の明け渡しの準備
(1)法人破産をするときには、事務所の明け渡しの準備をしなければなりません。
(2)事務所の明け渡しが遅れると、毎日家賃が発生してしまいます。そこで、事務所の片付けが必要です。
日程
(1)リース会社に、会社に商品を取りに来てもらう日を決めます。
複数の会社に連絡して、その日に来てもらうようにお願いをします。同じ日に来てもらうことで効率的に作業をお願いします。
(2)事務所に仕入れた商品等が有る場合には、これの返却を行います。
リース会社への連絡
(1)受任通知を送った後に、リース会社に連絡します。
(2)リース会社に連絡して、リース品の確認を行います。
(3)会社で、そのリース品を確認して、リース品であると貼り紙等をしておきましょう。
仕入れ業者への連絡
(1)仕入れ業者に対し、仕入れた資材の在庫があれば、その業者に持ってかえってもらいましょう。
(2)何をいつ、誰が持って返ったのかは記録しておきましょう。
必要書類の確保
(1)法人破産の必要書類を確保します。
(2)廃品業者との打合せ前に、これを行う必要があります。
請求書の発行
(1)法人破産は、法人のすべての財産を現金化して、債権者に平等に分配する手続きです。
(2)廃品業者との打合せ前に、請求書を発行するための書類や、データを確保する必要があります。
廃品業者との打合せ
(1)廃品業者との打合せを行います。
(2)できれば、複数の廃品業者に見積もりを取りましょう。
(3)リース品や、仕入れ業者への資材の返却の後に、廃品業者との打合せを行います。