【事業計画】事業計画とマイルスーン(KPI)
2024/03/02 更新
事業計画とは何か。
(1)事業計画は、現在の状況と、本来あるべき現状(もしくは、将来のあるべき状況)を一致させるために、今の仕事に加えて、タスクを追加することです。
(2)資源は有限であり、タスクを追加することは、他のタスクを中止することでもあります。優先順位を判断して、タスク(既存のタスクと新しいタスク)の取捨選択する必要があります。
現状の把握
(1)事業計画は、現状の把握から始まります。
(2)現在、そして将来における、市場、競合、自社製品の強み、ユーザーを予想・把握から始まります。
未来のための、実現可能なプランであること
(1)今ある現状と本来あるべき現状のギャップを直ちに修正することは現実的ではありません。今のやり方を無理に変更すれば破綻します。
(2)現在の会社の実情(数字)を前提に、「現在〇〇(数字)である。××してみたら、△△(数字)になるかもしれない。」という、仮説に基づいく目標設定であることが必要です。
(3)仮説については、論理的裏付けや、実績があるべきです。
異業種ではメジャーな手法であるが、この業界では珍しい手法であれば、これは挑戦(リスク)である。異業種では実績がある。しかし、この業界で上手く機能するという保障はない。
外国で成功しているビジネスモデルを、まねることも挑戦(リスク)である。外国では実績がある。しかし、この国で上手く機能するという保障はない。
王道な手法であるが、そこまでやっている人がいないことを徹底的にやる。これは挑戦(リスク)である。王道とうことは実績がある。しかし、そこまで力を入れてベイするか保障はない。
KPI、マイルストーン
(1)計画がどの程度進んでいるのかを確認するために、KPI、マイルストーンを設定します。
(2)KPI、マイルストーンを前提に、計画(プロジェクト)を定期的に評価し、修正、中止を行うことが必要です。
(2)最終目標が、月に契約10件だとして、1日、何件、電話すればよいのか、1日の目標(仕事の内容)を明確にできます。
参考
アンドリュー・S・グローブ 著、 小林薫 訳 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 166頁~182頁