【行動指針とビジョン】成長スピードと行動指針
2024/05/14 更新
成長スピード
(1)企業の規模の拡大について、会社内でのルールを作るべきです。
(2)多くの企業は、景気が良くなって需要が増大すれば、人を雇用し、設備に投資します。また、景気が悪くなれば、リストラを繰り返します。
しかし、継続的に成長している企業は、協業他社が投資を控えている期間に、投資を行って他社との差を広げていきます。短期的に爆発的な成長を遂げるよりも、より慎重な成長を長期的に続けたほうが、優れた財務結果をもたらします。
成長スピードの独自ルール
(1)例えば、飲食店の出店スピードに関しては、毎月10店舗ずつ出店する、という計画もありえます。
(2)しかし、丁寧な接客が売りであれば、社員の教育スピードが追いつかなければクレームの嵐となります。
(3)もっとも、企業としては売上のアップが見込める場合に、規模拡大の誘惑を断ることは難しいのは事実です。したがって、企業は規模拡大について独自ルールを作るべきです。
シェアの拡大、多角化
(1)企業としては、コア事業のにおいてシェアを拡大しているのか、それとも、別の市場に飛び込むのかを検討することになります。
(2)過当競争になっている市場で、そのまま勝負することは難しく、急成長を見込める市場に参入することも必要です。
(3)シェアの拡大、多角化については、自社の強みと、競合他社を分析したうえで、その分野にて、競争優位性を保てるかがカギになります。
(4)売上のアップダウンに過剰反応せずに、将来の成長に向けて、リソース(競争優位性)への継続的な投資をすることが大切になります。
(5)企業の成長スピーについては、社内の人材育成が一つの基準となることが多いでしょう。
参考
ハーバードビジネスレビュー2024年26頁以下