ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

TEL 06-6773-9114

FAX 06-6773-9115

受付時間 : 平日10:00 ~18:00 土日祝除く

メールでの
お問い合わせ
検索

刑事弁護の流れ

Q 弁護人の立場で、細かい説明の前に、前科を聞いた方がよいのはなぜですか。

2025/12/28 更新

被疑者に刑事事件の経験を聞きましょう。

 私は、初回の接見のときに以下のことを聞きます。

弁護士

「初めまして、弁護士のAです。」

「弁護士とお話しするのは初めてですか。」

「逮捕されるのは初めてですか。」

「刑事裁判を受けたことはありますか。」

参考
 水野遼「ノラネコ弁護士直伝刑事弁護Ⅰ捜査弁護」44頁

被疑者の経験と、弁護士の説明

(1)刑事手続を説明するのに、どこ説明するか考えるのに、被疑者が刑事手続(逮捕、勾留、刑事裁判)の経験がどれだけあるのかは重要な情報です。

(2)したがって、私は、まず、冒頭の質問をします。

(3)例えば、前科3犯であれば、「本日、勾留されたのですが、いつまで身柄拘束されるか分かりますすか。」と聞いて、被疑者に先に答えてもらうのもありだろう。

 「説明」かは始めるのではなく、「質問」→「回答」→「補足説明」で進めた方が相手の理解度に応じた説明が可能です。

「刑事弁護の流れ」トップに戻る

Contact.お問い合わせ