団体交渉の基本方針① 理不尽に屈しない
2023/04/03 更新
理不尽に屈しない
（１）団体交渉では、労働組合が街宣活動（会社の前で、ビラを配る等の行為）を行うことがありえます。しかし、労働組合も交渉中の全ての企業に対し街宣活動をするわけではありません。労働組合にとって一番、腹が立つ企業(理不尽な企業)とならないことが大事です。
（２）そもそも、交渉である以上、相手の要求を飲んでいたら、きりがなくなります。相手の要求はだんだん大きくなり、結局は傷を大きくします。
（３）つまり、「言うべきは言う。」「相手の言い分が正しい場合には、それには応じる。」ことが大事です。自分(もしくは従業員)の理不尽は棚に上げて、企業のミスを攻撃してくる労働組合も多いですが、姿勢として「相手の言い分が正しい場合には、それには応じる。」ことが大事です。
