裁判所書記官(書記官)
2023/11/07 更新
このページを印刷裁判所書記官
裁判所書記官とは、どのような人ですか。
裁判所書記官は、裁判所にて、裁判官の補佐をする人です。
実務的には「書記官」と呼びます。
裁判所に電話すると、書記官が電話に出てくれます。
裁判官に電話を繋ぐかは書記官が判断します。
裁判所への電話のルール
裁判では、当事者の公平が要求されます。確かに、和解については裁判官と電話にて直接話すことが多いです。
また、次回の期日の進行上、先に知っておいてもらった方が訴訟が円滑に進むような内容は「次回期日でも報告することにはなりますが、●●です。」と先に電話で伝えておくこともあります。
しかし、一方当事者と裁判所が裁判期日外でいろいろとやりとりしては、公平の問題がでてきます。
裁判所は中立な立場です。「●●の手続をとりたいのですが、実際にはどうしたらいいですか。」と手続の方法について質問するのはOKですが、しかし、「〇〇の立証はどうしららよいか、等の相談になってしまう。」事柄は許されません。
裁判所書記官の仕事
裁判所書記官が、和解調書の下書をして、裁判官がチェックして和解調書を作ったりします。
裁判所の期日の調整や、事務的な質問については書記官が答えてくれます。