【記録の閲覧】民事事件記録の閲覧の制限
2023/10/16 更新
このページを印刷民事事件記録の閲覧
(1) 誰でも、民事事件の記録を閲覧する(見る)ことができるのが原則です。
(2) なお、記録を謄写(コピー)するには、裁判所の許可が必要になってきます。
民事記録の閲覧の制限
(1) 当事者は、訴訟記録の一部について、閲覧制限の必要性を説明して、閲覧制限をするように申し立てができます(民事訴訟法92条)。
(2) なお、民事訴訟法92条は、訴訟記録全部を対象とする閲覧制限を予定していないと言われており(判例タイムズ1497号44頁)、特定の部分について閲覧の制限をするべき理由を説明しなければなりません。