離婚準備ですべき7つのチェックリスト|相手に切り出す前にやるべきこと

離婚は「相手に切り出す前の準備」で勝負が決まる

離婚を考えたとき、感情に任せていきなり「離婚して!」と相手に伝えてしまうのは得策ではありません。 相手が警戒して証拠を隠してしまったり、財産を別の口座に移してしまったりする危険性があるためです。

離婚後の生活を安定させ、有利な条件で離婚を成立させるためには、相手に気付かれないよう水面下で「準備」を進めることが最も重要です。 ここでは、離婚を切り出す前に必ずやっておくべき7つのチェックリストをご紹介します。

離婚に向けた7つの準備チェックリスト

1. 離婚事由(原因)の証拠を集める

不倫やDV、モラハラなどが原因で離婚する場合、相手が事実を認めているうちに、あるいは気付かれる前に客観的な証拠を集めましょう。

  • 不倫の場合:ラブホテルの領収書、LINEのやり取りの写真、探偵の調査報告書など。
  • DV・モラハラの場合:ケガの診断書や写真、暴言の録音データ、詳細なモラハラ日記など。

2. 夫婦の「共有財産」を調査・把握する

財産分与を適切に行うため、相手の財産状況を洗い出します。別居した後から相手の通帳を見ることは不可能です。

  • 確認すべきもの:預貯金通帳の残高・記帳内容、証券会社の口座情報、生命保険の証券(解約返戻金の有無)、住宅の査定額とローン残高など。可能であれば写真を撮っておきましょう。

3. 別居後の「生活費(婚姻費用)」を計算する

別居してから離婚が成立するまでの間、収入の少ない側は多い側に対して「婚姻費用(生活費)」を請求できます。

  • やること:裁判所が公表している「婚姻費用算定表」を用いて、相手から毎月いくらもらえるかを計算し、別居後の生活が成り立つかシミュレーションします。相手の源泉徴収票や給与明細をコピーしておくことが重要です。

4. 離婚後の「住まい」と「仕事」を確保する

離婚後(あるいは別居直後)にどこに住むのか、どうやって生計を立てるのかの目処をつけておきます。

  • 住まい:実家に頼れるか、新たにアパートを借りるか。子どもがいる場合は転校の有無も考慮します。
  • 仕事:専業主婦やパートタイムの場合、フルタイムの仕事を探す準備(資格取得や職探し)を始めましょう。

5. 子どもの親権と養育費についての方針を決める

未成年の子どもがいる場合、どちらが親権を持つかを決めなければ離婚できません。

  • やること:ご自身が親権を取りたい場合、これまで主として育児を担ってきた実績(監護実績)の記録を残します。また、離婚後に相手から支払われる「養育費」の相場も算定表で確認しておきます。

6. 相手の性格や行動パターンを分析する

離婚を切り出したとき、相手がどのように反応するか(激高するか、無視するか、話し合いに応じるか)を予測し、対策を練ります。

  • DVの危険がある場合:絶対に2人きりで話し合わず、家を出てから弁護士を通じて離婚を切り出す(あるいは調停を起こす)必要があります。

7. 弁護士に初期相談をする(最も重要)

ある程度自分の状況が整理できたら、実際に相手に切り出す前に一度弁護士の無料相談を利用することを強くお勧めします。

  • 理由:ご自身のケースで「慰謝料はいくら取れそうか」「財産分与で損をしないためにはどの資料が足りないか」など、専門的な見通しを立てることができます。

迷ったら、行動を起こす前にご相談を

「何から手をつけていいか分からない」「相手の財産がどこにあるか分からない」という場合でも大丈夫です。 夕陽ヶ丘法律事務所では、離婚を迷っている段階や、準備段階からのご相談も広く受け付けております。あなたの状況に合わせた最適な「準備プラン」をご提案いたします。

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